商店街 2013 12 15

 今では、商店街といえば、
「シャッター通り」を連想するかもしれません。
 閉店が相次ぎ、シャッターが下りたままの商店街ということで、
誰が名づけたのか、「シャッター通り」と呼ばれています。
 この原因は、少子化の進行、過疎化の進行、
あるいは、大型店舗が郊外に進出した結果、
駅前の商店が客を奪われて、「シャッター通り」になったと言われています。
 Googleで、シャッター通りの画像を検索できます。
この画像は、一覧表のように閲覧できます。
 画像の一覧を見ると、
もはや「寂しい」どころか、
「幽霊が出るかもしれない」と思えるほど、悲惨な状況です。
 しかし、商店街が全滅したわけではありません。
いまだに繁栄している商店街もあります。
 たとえば、埼玉県の川越市にある「クレアモール」という商店街です。
ここは、商店街に若者があふれているという、
現代では、あり得ない組み合わせで繁栄しています。
 この混雑ぶりは、東京の原宿の「竹下通り」に匹敵するとも言われており、
駅前の市街地の空洞化とは、全く逆の現象が起きています。
 この商店街には、地元の商店だけでなく、
全国展開をしているような大企業までも店を構えています。
 そのうち、この商店街に、外国ブランドも、
店を構えるようになるかもしれません。
こうなると、この商店街が「竹下通り」と「銀座」になってしまうかもしれません。
 なぜ、こうなってしまったのか。
確かに、川越市は、古い街並みが残り、
「小江戸」と呼ばれ、観光客が多いのは事実ですが、
そういう観光客は、中高年が多いと考えられ、
若者があふれている商店街の説明にはなりません。
 西武鉄道の「本川越駅」とJRの川越駅が離れており、
その通路(道)として、クレアモールが利用されているかもしれません。
 しかし、それだけでは、単に通過する通路になってしまい、
やはり、シャッター通りになる可能性は高く、
商売繁盛というわけにはいかないでしょう。
実に、不思議な商店街と言えるかもしれません。
 Googleで見る、全国のシャッター通りの一覧表を見ると、
「何とかしなければならない」と思いますが、
今となっては難しいのでしょうか。






















































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